ブルー・ド・ジェックス

修道士から伝わった伝統的なチーズ、
優しい味わいと風味が特徴。

タイプ 原乳種 原産地 脂肪分 熟成期間
青カビ フランス
ジュラ
最低
50
最低3週間

ブルー・ド・ジェックスの歴史

ブルー・ド・ジェックスは、高地で作られるジュラ山脈で生まれた優しい味わいのブルーチーズです。13世紀頃この地方のサン・クロード修道院で始まったチーズ作りの技術が、ジュラの山で働く牧童たちに伝わった言われています。

ブルー・ド・ジェックスは1977年にAOP(原産地呼称統制)を取得しましたが、生産量は非常に少ないです。生産農家の場所によって「ブルー・ド・ジェックス」のほかに「ブルー・ド・ジェックス・オー・ジュラ」、「ブルー・ド・セモンセル」という2つの名前を持ち、これらの名前で一緒にAOPに登録されています。

ブルー・ド・ジェックスの特徴と味わい

ブルー・ド・ジェックスは乾燥した表皮を持ち、平たく大きな円盤形をしています。ややもろさはありますが、しっかりとした生地で若干の弾力があり、青カビの刺激や塩味が控えめなため、優しい味わいが特徴です。

奥行きある深みとナッツを思わせる香りやわずかな苦味があり、コンテやモルビエと同様に、山地の草花の香りが風味に影響していると言われています。

ブルー・ド・ジェックスのペアリング

ラクレットのように溶かして食べるのが一般的であり、地元ではジャガイモと一緒に食べられるそうです。また、ナッツの入ったパンに載せて軽くトーストし、ハチミツをかけて食べるのも美味しいです。

ワインとの相性では、口当たりの良い軽めな赤ワインやポートワインとの相性がよく、特にボジョレーやブルゴーニュのフルーティーな赤ワインがおすすめです。

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