ピコドン

辛みと甘みのバランスが特徴。
フランス・ローヌの山羊乳チーズ。

タイプ 原乳種 原産地 脂肪分 熟成期間
シェーブル 山羊 フランス
ローヌ・アルプ
最低
45
最低8日間

フランスのチーズの歴史と製造

ピコドンは、古くは14世紀頃から存在していたとされています。ローヌ地方を中心に製造されており、チーズ製造に適した豊かな自然環境です。伝統的なチーズ文化が根付いておりピコドンの製造に適した土地です。

ピコドンの製造方法は、伝統的な手法と最新の技術が融合したものです。山羊のミルクを選別するところからはじまり、手作業で丁寧にカイエに盛り付けられます。熟成に至るまでの工程では、熟練の職人が温度や湿度などの条件が適切に管理し、品質の高いチーズを生み出します。

辛みと甘みが交差する、ピコドンの味わい

ピコドンは、中世ブロヴァンス語の「ピカン(辛い)」と「ドゥ(甘い)」が合わさってできたと言われています。味わいはその名前が物語るとおり、熟成させたものは少し辛く、その後味は凝縮したミルクの甘みが口の中に残ります。

熟成によっても辛さと甘さのバランスが独特に交差するチーズで、熟成が若いうちは甘みが際立ち、熟成が進むと辛みが増していきます。食べるたびに違った味わいを楽しむことができます。

ピコドンの食べ方とマリアージュ

ピコドンはそのままでも美味しくいただけますが、サラダやパスタにトッピングとして使用することもできます。また、焼いて香ばしさをプラスしたり、ハチミツやフルーツと組み合わせてデザートとして楽しむこともできます。

様々な種類のワインと相性が良いチーズです。フルーティーな赤ワインや辛口の白ワインと合わせやすいですが、特にローヌ地方の赤ワインや白ワインとの組み合わせがおすすめです。

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