ブルー・デ・コース

牛乳で作られるロックフォール。
脂肪分が多く豊かな味わい。

タイプ 原乳種 原産地 脂肪分 熟成期間
青カビ フランス
ミディ・ピレネー
最低
45
最低70日間

ブルー・デ・コースチーズの特徴

ブルー・デ・コースは、牛乳を原料として作られるロックフォールとも言われており、アイボリー色のペーストに青い模様が美しい特徴です。繊細で崩れやすい生地を持ち、口当たりはなめらかで、とろけるような食感とコクのある味わいが楽しめます。

1925年にAOC認定を受け、1953年にはブルー・デ・コースとしてAOC認定を受けました。1979年には法令により原産地呼称が認定され、1996年にAOP認定を受けました。厳しい気候と伝統的な製法が続く中、ブルー・デ・コースはその地域の文化的な重要性を示しています。

ブルー・デ・コースの製法と熟成

ブルー・デ・コースは、湿原と岩山が多い厳しい気候の湿原地帯から、牧草地が豊富な地域で、牛の栄養豊富なミルクを使用しています。

熟成には、洞窟内の冷たく湿った風がチーズに青カビの花を咲かせるのが特徴です。洞窟は石灰岩でできており、自然熟成庫で熟成されます。フルーリンと呼ばれる湿度の高い気流が青カビの発育を促し、熟成されます。洞窟内にオーク製の棚を置き、チーズを並べて3週間から始まる熟成期間を経てからアルミ箔で覆い、2~3か月間ゆっくりと熟成させます。

ブルー・デ・コースのペアリング

ブルー・デ・コースは幅広く活用でき、オムレツやお肉のソース、サラダ、パスタ、デザートなどにも使われます。ワインは力強い赤ワインや甘口ワインがよく合います。熟成が進むと青カビが尖り、シャープな味わいが楽しめるので、蜂蜜など甘さの強い食材も合わせるとさらに美味しく味わえます。

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