セミハードタイプチーズの特徴と製造方法
セミハードタイプのチーズは、プロセスチーズの原料としても使われるなじみ深いチーズです。加熱すると溶けて糸を引く性質があり、ビザやグラタンなどに広く利用されます。熟成期間は1~8か月で、外皮を塩水でブラッシングしながら仕上げる自然外皮のものや、ルブロションなどを使用して熟成するものがあります。オランダやオーストラリアでは、外皮の代わりにワックスでコーティングされた製法が一般的で、ゴーダ、エダム、チェダーなどが代表的なセミハードタイプのチーズとして知られています。