ブリ・ド・モー

ブリ地方を代表する白カビチーズ。
同じ地域生まれの「ブリ3兄弟」の一角。

タイプ 原乳種 原産地 脂肪分 熟成期間
白カビ フランス
イル・ド・フランス
最低
45
最低4週間

ブリ・ド・モーの歴史と逸話

ブリ・ド・モーはフランス最古のチーズのひとつであり、伝統的な手作業の製法が受け継がれています。職人たちは型師としてチーズを手作業で成形し、熟成の過程でも手をかけて丁寧に育てます。

シャルルマーニュが賞味したとされる古くから評価の高いチーズです。1815年のウィーン会議で「チーズの王」として高く評価されました。フランスで最も古いチーズのひとつとして、王侯貴族から庶民まで幅広く愛されています。

ブリ・ド・モーの形状と風味

直径36~37cm、重さ2.5~3kgという大きなサイズを持ち、熟成が進むと表皮の白カビが薄くなり中身が柔らかくミルキーでバターやクリームのような甘みがあり、ヘーゼルナッツの香ばしさも感じられます。

表皮は白いベルベットのような質感で覆われ、熟成に伴い茶色の斑点が現れます。

ブリ・ド・モーのペアリング

バゲットに挟んでサンドイッチにするなど、食パンにハムを挟んで食べる他、洋梨や柿などのフルーツと合わせて盛り付けたり、リンゴのスライスやコンポートと一緒にすると素敵な味わいを楽しめます。

ブリュット系のシャンパンや果実味のある赤ワインとの相性が抜群で、タンニンの強くないボルドーの赤ワインや果実味のあるブルゴーニュの赤ワインとのペアリングがおすすめです。

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