スプリンツ

凝縮したうまみを楽しむ、
スイスを代表する長期熟成チーズ。

タイプ 原乳種 原産地 脂肪分 熟成期間
ハード スイス
ブリエンツ
最低
45
最低16か月間

スプリンツチーズの起源と歴史

スプリンツチーズはスイス中央北部のドイツ語圏で生産されるチーズであり、2000年以上の歴史があり、起源は古代ローマ時代にまでさかのぼります。ヨーロッパで最も古く愛されているチーズで、15世紀にはイタリアでも大人気であり、物々交換の一環として使われるほどでした。

長い熟成期間と、カンナのような専用のスライサーで薄く削って食べるスタイルが好まれています。

スプリンツチーズの製法と特徴

スプリンツチーズは、製造後16~30ヵ月の長い熟成期間により、チーズ内部には凝縮したうまみ成分が白く結晶化し、独特の風味を生み出します。表面には麻の種子から取った油をすり込んでいるため、つややかな外観を持ち、硬い組織を形成します。

その独特の味わいや長い歴史が評価され、2002年にAOC(原産地名称保護制度)に認定されました。この保護により、伝統的な製法と品質が守られ、消費者に安心して楽しむことができます。

スプリンツチーズの食べ方と組み合わせ

スプリンツチーズは風味が強いので、紙のように薄くスライスしても深い味わいを楽しむことができます。黒こしょうをかけたり、生野菜サラダや果物と組み合わせることで、さまざまな食べ方が楽しむことができます。

強い風味があるので、フルボディの赤ワインや辛口の日本酒との相性も良く、強いリキュールなどのお酒とも一緒に楽しむことができます。

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