シャビシュー・デュ・ポワトー

アラブ軍の忘れ物から生まれた、
美食の町生まれの山羊乳チーズ。

タイプ 原乳種 原産地 脂肪分 熟成期間
シェーブル 山羊 フランス
ポワトー・シャラント
最低
45
最低10日間

アラブ語の語源を持つフランスのシェーブルチーズ

シャビシュー・デュ・ポワトーは、戦いに敗れたアラブ軍がポワトーに山羊を残して去ったことから始まりました。「シャビシュー」はアラブ語で山羊を意味する「シェブリ」に由来します。地元の農民たちは、この山羊を利用してチーズを作り始め、豊かな草原で育った山羊の乳からチーズが生まれました。

ポワトー地方はチーズの他にも美食の名産地で、バターやメロンも有名です。コンクールで入賞するパン屋では、ポワトー産のバターを使用したパンを提供しています。また、ジャンヌ・ダルクのゆかりの地としても知られ、観光地として人気があります。

生産地と特徴

シャビシュー・デュ・ポワトーは、ポワトー地方の東側の内陸部に位置するオー・ポワトーで生産されます。この地域は石灰土場のエリアであり、ミネラル豊富な草で育った山羊の乳から作られるチーズは、濃厚でしっかりとした味わいが特徴です。熟成が進むと柔らかさが増し、個性的な山羊乳の香りが強まります。

形は円筒形で、熟成が進むと表面に薄いカビが広がり、中身が締まってねっとりとしたテクスチャーになります。若いうちは酸味と甘みのバランスが絶妙で、熟成が進むとコクが増しています。

シャビシュー・デュ・ポワトーの味わいとペアリング

シャビシュー・デュ・ポワトーは、柔らかな中身とほどよい酸味、甘み、コクが特徴です。白カビや青カビで覆われた表皮が特徴的であり、そのままチーズだけでも山羊乳特有の風味が楽しめ、イチジクなどのデザートとの相性も好まれています。

また、ペアリングでは上質な白ワイン、シャブリ、ボルドーの上質な辛口白ワインがおすすめです。シャビシュー・デュ・ポワトーの豊かな味わいを最大限に引き出し、食事をより楽しいものにします。

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